小学生のとき、ひとりでオーディションに挑戦
「小学生のとき、親に内緒でSMエンターテイメントが主催するオーディションにトライしたこともありました。こっそり自分で書いた紹介文をオンライン申請して、私が住む鶏龍(ケリョン)からソウルまでは2時間半くらいかかるんですが、ひとりでバスと地下鉄を乗り継いで開催会場まで行って。オーディションに参加する人の列が、すごく長かったことを覚えていますね」
ーー小学生が1人で! 親に内緒で! すごい行動力ですね。
「ソウルに住んでいたら親のサポートで行けたかもしれませんが、うちは遠いし、特に母親は私のそういった夢に消極的でした」
昨年12月に上梓したフォトエッセイ『もっと前へ、そして「その先」へーーピョ・ウンジはなぜグラビア不毛の地・韓国でグラビアモデルを始めたのか』に幼少期の自身について、友達を集めてアイドルグループを結成し、練習日から振り付け、ポジションまですべて決め、<プロデューサー兼ディレクター兼センター>だったことや、<なんでも自分発信ではるのが好きで、先頭を切ってリーダーシップを取っていくタイプだった>ことなどを綴り、行動的な背景を垣間見せている。
