「B.B.クィーンズ」のコーラス3人で「Mi-Ke」を結成
「B.B.クィーンズ」がリリースした「おどるポンポコリン」は驚異のWミリオンという売り上げを記録した。そして、コーラスを務めていた宇徳さん、村上さん、渡辺さんの3人で新たなユニットを組むことになった。
「プロデューサーの長戸大幸さんがすごい音楽マニアでリバイバル・カバーをやりたいと仰っていて、それがスタートだったんです。だから、“君達はアイドルじゃないからね”とか“ビジュアルで揃えたわけじゃないから”ともハッキリ言われたことがありましたが、それは別の言い方をすればガールズユニットというスタイルで音楽のジャンルを網羅していくコンセプトだったんだと思います」
付いたユニット名は「Mi-Ke」。名前の由来には「おどるポンポコリン」が関係している。
「最初、ユニット名は『B.B.クィーンズ・シスターズ』だったんです。『おどるポンポコリン』はテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の主題歌ですが、その放映は日曜夜6時からで、その後の番組が『サザエさん』。サザエさんには“タマ”という猫がいますよね、そこからの発想で三毛猫の『Mi-Ke』にしようということになったようです。当時は、『イカ天』(音楽・オーディション番組『三宅裕司のいかすバンド天国』)のブームで、そこから出てきた『たま』というバンドもいるし、良いんじゃないってなったそうです。別に『たま』に対抗したわけではないと思いますが(笑)」
「Mi-Ke」としての活動は1991年から2年間と短かったが、この間、11枚のシングルと7枚のアルバムをリリースし、紅白にも2回出場という偉業を果たした。その後、ソロ活動をスタートさせた宇徳さんだが、そもそも歌手になろうと思ったきっかけは何だったのだろうか。それは幼少期にまで遡る。
(つづく)
宇徳敬子(うとく・けいこ)
4月7日、鹿児島県生まれ。’90年に国民的大ヒット「おどるポンポコリン」のB.B.クィーンズのメンバーとしてデビュー。第5回日本ゴールドディスク大賞では「グランプリ」と「ベスト5シングル賞」。第19回FNS歌謡祭グランプリでは「グランプリ」。第23回日本有線大賞では「有線音楽特別大衆賞」と「有線音楽優秀賞」。第23回全日本有線放送大賞(現・ベストヒット歌謡祭)では「ゴールデン・ ヒット賞」と「特別賞」。さらに、第32回日本レコード大賞では「日本レコード大賞」と「ポップス・ゴー ルド・ディスク賞」を受賞。第41回NHK紅白歌合戦にB.B.クィーンズとして「おどるポンポコリン」にて初出場。その後、1991年にガールズユニット”Mi-Ke”を結成し「想い出の九十九里浜」でメインボーカルとしてデビュー。同曲で第42回NHK紅白歌合戦に出場。翌年、第43回NHK紅白歌合戦では「涙のバケーション」で3年連続出場。’93年に「あなたの夢の中 そっと忍び込みたい」でソロデビューを果たし、1st.アルバム「砂時計」はオリコンチャート1位となる。2018年8月8日にソロデビュー25周年記念セルフカヴァーアルバム『スローライフと私~Organic Cafe~』、2024年8月8日には第2弾となるセルフカヴァーアルバム『スローライフをあなたと~Alone Together~』をリリース。
【ライブ情報】
4月6日(日)「宇徳敬子 HAPPY BIRTHDAY LIVE 2025~Alone Together~」@東京・渋谷プレジャープレジャー、16:00~
6月7日(土)「宇徳敬子 ACOUSTIC LIVE 2025~Alone Together~」@福岡・border-Live music & drinks、14:30~、17:30~(2回公演)
8月3日(日)「宇徳敬子 ACOUSTIC LIVE 2025~Alone Together~」@京都文化博物館(別館ホール)、17:00~