故郷・新潟県では現在、自身初となる衣装展が開催
現在、故郷・新潟県のNSG美術館では、自身初となる衣装展が開催されており、来場者は細部まで作り込まれた衣装の数々に、ため息をもらしている。
「一つひとつの衣装に思い出があります。紅白で着用する衣装の企画がスタートするのは、その年が明けたころからで、製作に入るのが半年ほど前。このときはまだ、紅白に出場させていただけるかどうかわからないんですけどね(笑)。
作っていく間にも、これじゃ重量オーバーで入らないとか、電圧の関係で無理とか、どんどん修正を重ねて試行錯誤。放送されるのは本番のたった3分ですけど、その3分のためにみんなが知恵を絞り、力を合わせて作る……それがいちばん嬉しかったですね」
(つづく)

小林幸子(こばやし さちこ)
1953年12月5日生まれ。新潟県出身。1964年、10歳で『ウソツキ鴎』でデビューし、天才少女歌手として注目される。『おもいで酒』『雪椿』『もしかして』などヒット曲多数。34回出場した『NHK紅白歌合戦』では、豪華な衣装が視聴者にとって大晦日の楽しみとなった。新潟県新潟市のNSG美術館にて『小林幸子 ふるさと凱旋衣装展〜ラスボスのキセキ〜』が2025年8月24日まで開催中。6月27日(金)から公開される劇場用アニメ『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』のエンディング主題歌『僕たちの日々』を担当。
芸能生活60周年記念 小林幸子 ふるさと凱旋衣裳展 〜ラスボスのキセキ〜
【開催概要】
日時:2025年3月20日(木)〜8月24日(日)
会場:NSG美術館(新潟市)
入場料:一般 700円(高校生以上)
中学生以下 無料
開館時間:10:00〜17:30(最終入館 17:00)
公式サイト:https://www.nsg-artmuseum.jp/