行定勲監督からの言葉

 ショートヘアに、ピンク色の唇が印象的な琴子。羽村仁成演じる慎太をからかう姿も描かれていたが、古川さんは行定勲監督から「どういった役にしたいか」というメッセージをしっかり受け取っていた。

「撮影に入る前に行定監督が、“琴子は無垢で、のちのち希望になるような役でいてほしい”っておっしゃっていたので、無垢でとにかくピュアに演じようと思っていました。17歳という年齢というよりは、そこの状況、その役の生まれた背景っていうものを追っていきました」

古川琴音 撮影/三浦龍司

『リボルバー・リリー』の主演をつとめる綾瀬はるかさんが演じるのは、元・最強の女スパイ、小曾根百合。激しいガンアクションを追っ手と繰り広げる最中も、とてもエレガントな姿を見せる。

「本当にいろんな角度から楽しめる映画だと思います。やっぱり最初に見た時は、アクションのかっこよさに“はっ”て息を飲んだんですけれど、それ以外でもやっぱり大正時代の華やかな感じがあるな、と。

 特に綾瀬さんの衣装が、大正時代ならではのビーズの使い方だったり、フリンジがついてたりとかで、その格好でアクションをするっていうのがものすごくイケてるなと思ったんです」