自分では処理しきれないほどの感情、生まれて初めての経験で実感「命以上に大事なものができたんだなって」

 AIさんは、その状況を、どうやって解決したのだろうか。

「パートナーが協力してくれたんです。ライブ中は、バックヤードで彼が子どもを見てくれていたから安心できましたし、ステージが終わったら私はすぐに子どもと向き合える環境を作ってくれました。それまでの自分は、妹、家族、そして自分自身をすごく大事にしてきたし、それはいまも変わらない。
 けど、命以上に大事なものができたんだなって実感しました。自分では処理しきれないほどの感情や、生まれて初めての経験、出産や育児で体験させてもらえたのだと思います」

 子どもだちとともに、さまざまな気づきを得ているというAIさん。次回は、そんなAIさんの意外な素顔に迫ります!

AI(アイ)
米国ロサンゼルス生まれ、鹿児島県鹿児島市育ちのシンガーソングライター。中学卒業後、ロサンゼルスのパフォーミング・アーツ・スクール名門(LACHSA)で、ダンスを専攻。同時期にゴスペルを学ぶ。2000年、『Cry, just Cry』でデビュー。『Story』や『Crayon Beats』(2005年、アニメ『クレヨンしんちゃん』テーマソング)、『ハピネス』など、数々のヒット曲を世に送り出した。25周年の記念イヤーとなった2025年は、ベストアルバムやそれを携えた全国ツアー、初の書籍『ひとりじゃないから』(幻冬舎)を刊行。2026年度、NHK全国学校音楽コンクール・高等学校の部の課題曲を担当することが決まっている。

■衣装協力
・ARAMINTA JAMES(アラミンタ ジェームス)
・PROVOKE design boutique(プロヴォーク デザイン ブティック)
・ACOC(アコック)
・PUNKADELIC(パンカデリック) 
・問い合わせ先:JACK of ALL TRADES press room / ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-11 / 03-3401-5001