「3日間で自分の歌とギターを9曲か10曲も録った」その過密なペースが基本に
実は、これが寺岡&成田ご両人の計画だったことが、後ほど明らかに……。
「ふたりは、最初から俺らも引き入れて一緒にバンドをやるつもりみたいだったんです。こんなふうにやれば乗ってくると分かっていて、ちょっとずつ外堀から固められていった感じかな(笑)。
とにかく、スタジオでの録音が楽しかったし、その中にはロックオンのファーストアルバム『1988』の曲もいっぱい入っています。3日間で自分の歌とギターを9曲か10曲も録ったんだから、そのときの集中力はすさまじかったですね」
短期間でアルバム1枚分の曲数を録ってしまうとは、かなり濃密な作業だったことがうかがえる。エンタテインメントの第一線で、走り続けてきた6人だからこそ可能だったのだろう。
「ロックオンは最初のレコーディングが勢いのある感じだったから、その過密なペースが基本になってしまって。俺は、アンプひとつ選ぶのも時間をじっくりかけてやりたいタイプなんだけど、“そんなに時間かけなくても、できるよね”みたいな空気(笑)。まあ、そもそも、みんなすごい多忙だから、短期集中でつくるやり方が現実的なんです」