解散前の3月にロックオンのアルバムが発売「誰も寂しくないわけです(笑)」

「みんなで新曲を録ってると、当然“次はライブをやりたい”って話になるんです。けど、そのときはまだ男闘呼組として活動中で。俺は、再始動させて2023年8月に解散するのを、ファンの皆さんにちゃんと見届けてもらいたいと思っていて、実現するために何年も前から動いていたんです。
 なのに、もうみんな新曲をライブでやりたくてしょうがない(笑)。男闘呼組がまだ解散してもいない3月に、ロックオンのアルバム『1988』を出して、5月には東京ガーデンシアターでライブまでやっちゃうんだから、凄いエネルギーだよね(笑)」

 ロックオンというバンドのすさまじいパワーは、こうしたエピソードからも伝わってくるが、そんなハチャメチャぶりを本人たちは楽しんでいるようだ。

「普通は、解散と言うと“みなさんありがとう、さようなら”って感じで、もう会えないみたいな、しんみりとしたムードじゃないですか。でも、男闘呼組の場合はそんなんじゃなくて、すでに別の新しいバンドが始まっているから、誰も寂しくないわけです(笑)。
 しかも、(青山)英樹みたいな若くてすごいドラマーが居てくれる。彼のドラムのおかげで、バンドが活性化したし、若いリスナーにも響くサウンドになったんですよね。
 呼人さんは、メンバーであり、俯瞰(ふかん)で見るプロデューサーだから、歌詞の内容やサウンドからも、俺ら世代が奮い立つような世界観に作りあげてくれていると感じますね。英樹以外はみんな50代男性で、そうした世代が、また新たに盛り上がろうという、ある種のエールやメッセージを感じさせるところもいいなって」