約2年ぶりに「双葉社 THE CHANGE」への登場となる東出昌大。その間、山で暮らしながら映像作品や舞台に、精力的に活動してきた。年明けには新作舞台『サド侯爵夫人』の公演を控える、彼の2年間について聞いてみた。【第1回/全5回】
山小屋で狩猟をしながら生活しているという東出昌大のイメージは、失礼ながら“がさつな山男”だった。ところが、THE CHANGEのアイコンである砂時計を手に「これ、以前にも持ったことがありますね。今回もお世話になります」と穏やかな笑みを浮かべる彼は、上品なジェントルマンだった。
「現在は基本的に山で暮らしているので、仕事のために東京に降りてくると、街の見え方が以前とは全然違いますね」