「ブームが来る気がせえへん」「我慢の限界で戻しました」
何がきっかけになるかわからないのは事実だが、急転直下の“荒療治”は、「医療ミスだった」と中西さんは今、笑う。では、1年で戻すまでの経緯は――。
「ずっと戻したかったんです。“いまぶーむ”っていうけどブームが来る気がせぇへん。入口に『いまぶーむ』と書いた紙が貼ってある楽屋には、僕、中には入らんで、外で着替えていましたもん。ずっとこんなん絶対無理やっていう思いが消えず、我慢の限界で戻しました。
晃行は“これ(改名)でええねん”って自分に言い聞かせてはいましたけど、胸の奥では嫌やったと後になって言うてましたよ(笑)。まあでも、あれから15年経って、改名自体はいろいろ取り上げてもらいましたし、今もネタにしてるしで、元取るぐらいにはさしてもうてます(笑)」
転んでもタダでは起きない。その精神こそが、運を呼び込む秘訣なのかもしれない。
(つづく)
■作品情報
『いまのところ』(双葉社)
著:中西茂樹(なすなかにし)
発売日:2026.02.18
予価:1,650円 (本体1,500円)
判型:四六判
ISBN:9784575320510

