朝ドラ『マッサン』を走り終え、襲われた“燃え尽き症候群”
玉山さんも「全ての日本のドラマを代表するような、本当に大きな、象徴的な枠での主演ですから。責任の大きさを感じましたし、向き合うことの大切さがすごく勉強になりました」と述懐する。
──『マッサン』を撮り終えた後は、燃え尽き症候群のような状態になってしまったそうですが、そこからどのようにモチベーションを上げていったのでしょうか。
「“気持ち”としかいいようがないですね。絵描きの人が、“人に描けと言われて描くもの”と、“自分で描きたいと思って描き始めたもの”って、出来上がりも違うと思うんです。同じような感じで、自分が“現場に入りたいな”、“演じたいな”と思ったときに、また新たな自分が出てくるのだろう、と思いながらやっていきました」
──改めて現場に入ることが好きだと感じて、また走りだせたのでしょうか。
「これが本当に難しいんですけどね。どの現場も、入る前は本当にいやなんですよ。怖いし、いつも前への一歩が出ない。“行きたくないな”とも思うし、“雨降んないかな”って思ったり、誰かが体調を崩したりして“現場がお休みです”と言われたら、“どうぞ無理しないで、ゆっくりご自愛ください”と(笑)」