2024年11月以来の『THE CHANGE』再登場となる、俳優の風間俊介。ドラマ『監察医 朝顔』シリーズや『silent』で見せた唯一無二の存在感、そして前回からわずか1年半の間に、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』への出演、主演ドラマだけでも3本、さらに映画、舞台、MCと、ジャンルを横断して精力的に活動を続けてきた。常に第一線を走り続ける彼がいま、情熱を燃やしているのが舞台『トランス』だ。日本演劇界に刻まれる名作への挑戦を通じて訪れる、新たなTHE CHANGEとは?【第1回/全5回】
「この舞台のお話をいただいたとき、お断りするという選択肢はまったくありませんでした。10年後くらいに振り返ったとき、“すごく大切な時間だったと、思える作品になる”と、確信したからです」
『トランス』は、作家で演出家の鴻上尚史氏が33年前に書いた戯曲で、鴻上自身の演出の他、数多くの団体で繰り返し上演されており、その数は鴻上自身も把握しきれないほどの「たぶん、2000とか3000の団体・企画によって上演されているはず」という名作である。
「どのくらい名作かというと、ぼくが『トランス』に参加すると俳優仲間に言うと、誰もが“え、あの『トランス』に!?”と目を丸くするほどの名作です」