90年代初頭、突如としてスターダムに駆けのぼると、国民的女優として老若男女を魅了した観月ありささん。芸歴45年目の現在は、モデル、ドラマ、ミュージカル……と活躍の場をしなやかに広げ続けている。そんな観月さんのTHE CHANGEとは【第6回/全6回】。
それは、観月ありささんが19歳のときのこと。主演作『ナースのお仕事』(フジテレビ系)は、主人公の明るくまっすぐなキャラクターや軽快なストーリーも相まって、誰もが楽しめるドラマとしてシリーズ化し、いまなお観月ありささんの代表作としてあげられる。観月さん自身も、「『ナース』のおかげで、役を演じる醍醐味を知ることができた」と話すが、一方で主演ならではの重圧をかかえていたという。
「まだまだ女優として伸びしろがある時期に、若くして代表作ができた。それはありがたいことなんですが、これからはそのキャラクターを抱えつつ、“超えていくものを作らなくちゃいけない”、“こういう役しかこないんじゃないか”、という重圧を勝手に感じてしまって。20代は結構悩んでいました。それに、視聴率にも左右されていましたしね。結果を出さなければならないという面では、アスリートと同じかもしれません」