演歌歌手としての私の役目は、その土地、その土地の風景や風を聴いてくださる方に届けること。“歌い手”ではなく…
コロナ禍で25周年記念ツアーが中止となった2020年7月に亡くなった父からの戒め、「お前が出られたことによって、その席をもらえなかった人がいる。光が当たるところには必ず影ができる。その影のところを絶対に、忘れるなよ」という言葉を胸に、青筋を立てて、懸命に歌う覚悟です。
演歌歌手としての私の役目は、その土地、その土地の風景や風を聴いてくださる方に届けること。“歌い手”ではなく、“伝え手”になることだと思っています。
デビュー31年目。7月には、東京・明治座で、梅沢富美男さんとの特別公演も控えていますし、もっと、お芝居にも挑戦したい。
小さかった頃、食べたい気持ちが強すぎて、お姉ちゃんの分のお菓子を食べてしまったように、これがしたい、これが欲しいと思ったら、我慢の効かない私ですが(苦笑)、いつでも、日本全国、どこへ行っても、「おかえり、かおりちゃん」と迎えてくださる笑顔を励みに、これからも、私の歌を歌い続けていきたいと思います。
決して順風満帆じゃない。つまずいて、転んで、心にも傷を負って。悩んで、苦しんで、もがいて、もがき続けてきた31年……。ちょっとやそっとでは、へこたれない自信はあります(笑)。
“ご当地ソングの女王”と呼んでいただき、「次はどんな曲?」ではなく、「次はどこ?」と言われることへのプレッシャーはありますが、ご当地ソングという王道を外れることなく、いろんなことに挑戦しながら、その道を極める覚悟です。
演歌歌手・水森かおり。今年8月で53歳。今は、楽しみしかありません。
今日と変わらない明日を迎えるために、目の前のことに全力投球。それが、水森かおりの生き方です。
水森かおり(みずもり・かおり)
1973年8月31日 東京都北区出身 1995年に、『おしろい花』で演歌歌手としてデビュー。“ご当地ソングの女王”と呼ばれ、これまでに170曲を超えるご当地ソングを歌う。02年の『東尋坊』で、同年の『日本有線大賞 有線音楽優秀賞』を受賞し、一気に飛躍。翌03年の『鳥取砂丘』がロングヒットとなり、同年の『NHK紅白歌合戦』に初出場。以降、23年連続出場中。東京都北区のアンバサダーを務めるほか、28の観光大使を拝命。3月31日、『恋の終わりの名古屋にひとり』(作詞:たかたかし、作曲:弦哲也)が発売予定。夏には、東京・明治座で、『梅沢富美男 水森かおり特別公演(6月27日~7月26日)』が控えている。
『恋の終わりの名古屋にひとり』
作詩:たかたかし 作曲:弦哲也 編曲:伊戸のりお
3月31日(火)発売
¥1,550(税込)
ジャケット写真とカップリング曲が異なる2タイプ(AとBタイプ)同時発売!