同一人物を演じる主演・綾瀬はるかとのやりとりは…
事故当時まだ生まれていないが、しっかりと当時のニュース記事を読んだり動画を見て役に臨んだ當真さん。彼女が演じたのは古民家ダイニングを営む寺田ナズナ(綾瀬はるか)の高校生時代だ。
「大人のナズナはすごくしっかりした女性で、自分の明るさをみんなに分け与えるようなエネルギーを持った方なんですけど、私が演じた高校生のナズナは全然違って。引っ込み思案で、なかなか思っていることや内面的なモノを出すのが苦手な女の子だなと捉えました」
──演じる上で心掛けたポイントは?
「ナズナがちょっとオドオドしているけど、それが可哀想……というよりも、“面白い”というまではいかなくても、ちょっと可愛らしい風に見えたら良いなということは意識しましたね。
それと、綾瀬さんの学生時代ということですが、綾瀬さんと喋り方を完全にリンクさせたわけではなくて。綾瀬さんのパートは先に撮影が終わっていたので、“こういう風に演っていましたよ”というお話を石井裕也監督から聞き、それに寄せる……という感じのお芝居をしました」
──綾瀬さんとお会いする機会はありましたか?
「撮影前にお会いする機会があったのですが、役に関しての演技プランとかをお話しする時間はほとんどなかったです。セリフから読み取れた学生のナズナと大人のナズナは、はつらつさとか周囲の人との距離感も全然違うと思ったので、そこは強く意識しなくてもいいのかなとは思っていました」
若くしてしっかりと演技プランを練っている當真さん。映画への期待が否応なく高まる。
(つづく)
■作品情報
映画『人はなぜラブレターを書くのか』
綾瀬はるか 當真あみ 細田佳央太 / 妻夫木聡 音尾琢真 富田望生 西川愛莉 / 菅田将暉 笠原秀幸 津田寛治 原日出子 佐藤浩市
監督・脚本・編集:石井裕也
企画・プロデューサー:北島直明
プロデューサー:菊地美世志 宮崎慎也
4月17日㈮より全国公開
配給:東宝
Ⓒ2026映画「人はなぜラブレターを書くのか」製作委員会