運命を変えたデビュー35周年の電話「身体のほうは大丈夫? 休むのも大事だけど…」
山本「いくつもTHE CHANGEは経験してきましたが、いま思い浮かぶのは、デビュー35周年、今から4年ほど前のことです。その少し前まで、僕は四国を拠点に活動していたんですが、体調を崩したこともあって、自分の地元である東京に戻ってきたんです。戻った直後は体調もイマイチだったし、気分的にもあんまり活動的になれなくて。
そんなときに、いま隣に座っているヒロくん(佐藤)が気遣うように電話をくれました。そして、『身体のほうは大丈夫? 休むのも大事だけど、もっと意欲的にいろんな先輩方のステージを観に行ったりして、エネルギーもらったほうがいいよ』と言ってくれたんです」
佐藤「そうだね。もともと電話などは、ずっとかけ合ったりしてましたから」
山本「ヒロくんがこう言ってくれてるし、一緒に観に行こうと思えたんです。あのときがあったからこそ今、僕はここにいます。一緒にビルボードライブでライブができるところまで来れたのは、あのきっかけがあったから。もし電話に出なかったら、『先輩を観に行こう』という誘いを断っていたら……あれがなければ今の僕はないと言い切れます。
もちろん、ここに来るまでには自分が頑張らなきゃいけない。だけど、きっかけがないと動き出せなかったりすることもあると思うんです。当時は、自分の殻に閉じこもっていたので自分から動けなかったけど、ヒロくんから電話をもらって、いろいろと話して、彼がくれた言葉に乗っかることで一歩を踏み出せたんです」