“子どもたちに歌を届けたい”数々の人気作品に携わる中で、さらに強くなった思い
1988年に芸能活動に復帰した後は、アニメ『昆虫物語 みなしごハッチ』(1989年、日本テレビ系)の主人公の声や主題歌を担当したのをはじめ、特撮ドラマの主題歌など、子どもたちがワクワクするような楽曲を多く歌唱している。
また、1997年から99年に『母と子のテレビタイム日曜版』(NHK)で、ぬいぐるみのキャラクター・ニャンちゅうを相手に“ひとみおねえさん”として進行役を務めた。
「昨年、NHKEテレで『プリンプリン物語』が再放送されましたが、やっぱり子どもたちに歌を届けられるのって、私にとってすごく力になるんですよね。 『母と子のテレビタイム日曜版』で、“おねえさん役をやりませんか”とお話をいただいたときは、子どもが大好きなこともあってすごくうれしかったです。
だから、番組を卒業するとき、“私が子どもたちにできることって何だろう”と考えました。やっぱり私は歌手ですから、子どもたちやファミリーに向けたアルバムを作って恩返ししたいと思ったんです」
ここで、石川さんはアルバム全曲の作詞を手がけるという新しいチャレンジをしている。
「みんなへ感謝の気持ちを伝えたかったから、誰かに歌詞を書いていただくのではなく、すべてを自分で書こうと思いました。そうして出来上がったのが、『HOME・MADEーただいまー』というアルバムです。この作品を手がけたことで、“また子どもたちやお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、いろいろな人たちに垣根なく聴いていただける歌を歌いたい”と思ったし、歌手として歌をもっと磨きたいという初心に立ち戻れたんです」