トレーニングに目覚めて表情も変化「10代の頃を知ってる音響監督さんに…」
──食事制限やトレーニングなど、ボディメイクをして良かったことは?
「自信がつきましたね。うち、家族みんな手足が短いドラえもん体型なんです(笑)。私も自分の脚は好きじゃなかったんですけど、トレーニングしてヒップが上がったら脚もすっきり見えるようになって、これはこれで良いなと思えるようになりました」
実体験から来る言葉は、体型に悩みを持つ読者に呼びかけるかのようだった。
「私も他人と比べたらまだまだだけど、当社比の自己満足でいいんです! 自分の体に自信を持つのって、自分にしかできないじゃないですか? 自信を持つって『私を見て!』ということではなく、“何かを積み重ねた”という“幹”を持つことに近くて。そうしたら、『ちょっとタイトな服着てみよう』『今までやったことのない役をやってみよう』とか、一歩前に出るマインドに変わったなと思います」
マインドが変わると表情も変わるのか、「アフレコ現場でも、10代の頃を知ってる音響監督さんに『明るくなったね』と言われました」と振り返る井口さん。その前向きさで、40代が近付く中でも「歳を重ねることは怖いことではないんです」と諭すように語る。
「自分は自分だし、歳を重ねると若い時にはない経験ができているはずだし、“自分らしさ”も見えてくる。
私、加藤ミリヤさんみたいなオン眉の金髪が流行った時、イモっぽいのに髪だけギャルにして。事務所に行ったら『君は仕事をする気はあるのか?』って呆れらたこともありました(笑)。
他にもいっぱい変なことをしていっぱい叱られたけど、その結果、自分の“好き”を表現するにはどうしたらいいのかが分かってきた。試行錯誤なくして“自分”は見えてこないと思います」
(つづく)

