今年8月には、徳島県で開催された『阿波踊り』に参加した、さとう珠緒さん。色鮮やかな浴衣姿で、溌剌と踊る姿に、会場は驚きと感動の大歓声に包まれた。いまも昔も元気いっぱいで、何よりも目を奪われるのは、53歳とは思えぬ美貌と若々しさだ。そこで今回は、かつて“ぶりっこ”キャラとして人気を博した彼女に、いまだから語れるデビュー秘話から、意外な趣味、さらに人生のターニングポイントまで、いろいろと語ってもらったぞ!【第2回/全2回】

さとう珠緒 撮影/有坂政晴

──最近では映画『おかえりの湯』が話題になっていましたね。

 ありがとうございます。温泉を舞台にしたお話で、私は温泉旅館の受付役をさせてもらいました。いつも怒っているような役でした(笑)お局さん的な。

──怒っているイメージがないぶん、新鮮でした。

 アハハ。映画のなかでは、すごく嫌な感じで怒っていますよね(笑)

──実際の珠緒さんは?

 怒ることはほとんどないです。怒るってエネルギーを使うじゃないですか。だから、あんまり怒らないほうがいいです。

──確かに。怒っても疲れるだけですね。

 そうですよー。プン、プン♪

──アハハ。ありがとうございます。映画の内容はあまり詳しく話すとネタバレになるのですが、幻想的で、不思議なお話ですよね。

 はい。それもあって、撮影の合間に、共演者の方たちと不思議な話をしました。

──幽霊的な話ですか?

 はい。皆さん、一つや二つはそういう怪奇現象を体験されているんですよね。だから、学生みたいに集まって、みんなで怪談話を始めていました(笑)

──まだまだ暑い時期なので、背筋が凍るような話も聞きたいです。さとうさんは、何か持っていますか?

 ありますよ! 例えばある劇場では、周りの人は見えていないのに、霊感のある俳優さんと私だけは白い女の人が見えていたことがあります。