10月2日から放送開始のドラマ『まめとむぎ』で、人生を再起を図る清水麦

 今回演じている清水麦は、ファッション誌の編集者として働いていたが仕事にも恋愛にも破れ、会社を辞めてどん底になっていた30歳。そこから、富田望生さん演じる米田まめの営む居酒屋「大豆堂」を訪れて、正反対の性格のまめとともに店を立て直していく。逆境から人生再起を始める、麦の思い切りのよさにもほれ込んだ。

「まめちゃんに対して、相手にしないことだってできたと思います。でも麦ちゃんは、どんどん彼女から影響を受けていくんです。そうやって懐深く受け入れるのも根性がいることだと思うし、不倫相手の奥さんと対峙するときだって、“もう行くしかない”という勢いが必要だったと思います。だから私も、“勢い”と、“それで選択したことには後悔をしない”という自分の中の決め事は、大事にしています」

齋藤飛鳥 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/猪股真衣子(TRON) スタイリスト/市野沢祐大(TEN10)

──再起を図る麦ですが、作中では、発酵や人との出会いのなかで、次第に心がほぐれていきます。齋藤さんは、自分をいたわり、平穏な心でいるために、普段の生活の中で大切にされている習慣はありますか。

「コーヒーが好きでよく飲みますが、家で自分でコーヒーを淹れて、ドリップをゆっくり待つ時間を大切に感じています。あのゆったり時間が流れている感じが贅沢だなと思えて。急いでいるときには絶対できないですし、ゆとりがある時は寝る時間を伸ばすよりも、ほんのちょっとだけ早く起きてドリップの時間を取ろうと、習慣にしています。そういう心のゆとりを持てていると、幸せに感じます」