大物マダムタレント、総額1億円以上かけて整形した日本一の整形男子、待ち受けにすると幸運が訪れる……ゴージャスな肩書きで語られる、アレン様。その唯一無二の存在感がSNSを中心に話題になり、一般知名度が急上昇したのはここ数年のこと。それ以前から熱心なファン=クリマンを擁し、独特なワードで語られる“セルフ・ラブ”精神でファンたちを虜にする。10月には、波乱の人生も明かした初の公式ファンブック『全てアレン様が正しいでございます』を上梓したアレン様に聞く、THE CHANGEとは。【第5回/全5回】

アレン様 撮影/三浦龍司

 大物マダムタレント、との肩書きを持つ、タレントでインフルエンサーのアレン様。ビジュアルから振る舞い、ファッションまでマダム然としており、そうした唯一無二の存在感でファンを魅了しているが、小学生時代は、そんなありのままの姿について周りからバカにされるのが怖かったと話す。

「大人なら“別にいいじゃん。ヮタクシも変なところがあるけど、おまえも変なところがあるじゃん”で済む話じゃないですか。大人なら小学生のときの環境が一生続くわけがないとわかるけど、子どもにとってはあの世界がすべてですからね」

 地元は「日本のドバイこと高知」。アレン様は、地元の同級生のことをどう思っているのだろうか。

「誰とも連絡を取っていないから知らないんですけど、“アレン様があの子だ”というのは知っているようだから、話しかけてくれる人もいますけど。だいたいみんな、子どもを連れてたりね。“あ、子ガキがいるんだー”って思うみたいな(笑)」

ーーみなさん、アレン様の活躍を知っているんですね。

「“すごいと思う”って言われることもあるけど、その当時いじめに直接は加担していなくても、うっすら加担してた人たちじゃない? 39対1だったもん。そこからヮタクシは変わるために頑張ったんだもん。“おまえらとは違うから”って思っています(笑)。言わないけどね」