ニューヨークの人々「良くも悪くも、みんな周囲に興味がなくて、そこが好き」
持ち前の明るさ、チャレンジ精神でコミュニケーションを取り、いつの間にかアメリカはkemioらしく呼吸ができる場所になっていった。ニューヨークに移ったのは、5年ほど前のこと。
「ニューヨークは良くも悪くも、みんな周囲に興味がなくて、そこが好きですね。日本で生活していたときは、周囲からどう見られるかを気にしていたと思うんです。『kemioくんって、こうだよね』って言われたら、そっちに寄っていかなくちゃいけない、みたいな」
しかし、アメリカでは「どう見られるか」より「どうしたいのか」が優先されるし、常に自分から発信していなければ、置いて行かれてしまう。
「すごくステキなことだと思うし、僕には合ってました。もうひとつアメリカのいいところを挙げると、成功した人ほど、過去の失敗を大切にしていること。『自分は失敗をしたけれど、その失敗から学んだことで、今はHappyに暮らしている』と胸を張っている。それって、日本で生活していたときには感じたことがないバイブス(ノリ、フィーリング)だったから、新鮮でした」
確かに、日本人は失敗をポジティブに考えることが下手かもしれない。
「特に若い子は失敗することを怖がりすぎているんじゃないでしょうか。でもね、若いときこそたくさん失敗したほうがいいと思うんです。極端なことを言えば、SNSなんて1か月に1回くらい炎上するくらいやってちょうどいいと思っています。っていうのは、『ここまでは言ってもOK』『これ以上はダメ』っていうのを、身をもって学ぶ時期だと思うから」
つづく
けみお
1995年10月16日生まれ、東京都出身。高校時代に、6秒動画アプリVineで注目を集め、タレント、モデル、シンガーなどで活躍後、2016年に海外に拠点を移し、YouTube配信を本格的にスタート。幅広い分野で活躍しており、2025年3月公開の映画『ウィキッド ふたりの魔女』では声優に初挑戦した。
◼︎official website
◼︎YouTubeチャンネル
◼︎X
◼︎Instagram
◼︎TikTok
◼︎作品情報
写真集『kemio by kenta』
著:kemio
写真:久野美怜
PARCO出版
定価:3,850円(税込)

『kemio by kenta』(PARCO出版)