「友人との会話は私にとって勉強の時間でもある」思い描く、これからの未来

 仕事としてだけでなく、プライベートのコミュニティでも、その表現欲求は尽きない。

「俳句の会に参加していますが、そんなコミュニティにはこれからも関わっていきたいと思います。ひとりでいる時間もすごく好きなんですが、ずっとひとりだと世界が広がらない気がして。友人との会話は私にとって勉強の時間でもあるので、そんな時間も大切にしながら歳をとっていけたらいいなと、思います」

 他者と関わるツールは、芸の道一筋、とも限らない。スローな暮らしへの憧れもある。

「地方や畑のあるところに住んで、みたいな生活にも憧れていました。ただ、現実的にはそろそろあきらめなければならないのかなとも思うので、これから自分に何ができるかから考えていかないといけませんね」

 一人の時間を愛しながらも、ゆるやかに他者と繋がろうとする。それがこれからの小林流のライフスタイルかもしれない。

■公演情報
舞台『岸辺のアルバム』

作:山田太一
脚色:倉持裕
演出:木野花
出演:小林聡美、杉本哲太、細田佳央太、芋生悠、前原滉、伊勢志摩、夏生大湖、田辺誠一
東京公演:2026年4月3日(金)~4月26日(日)東京芸術劇場シアターイースト
大阪公演:2026年5月1日(金)~5月4日(月・祝) 松下IMPホール