銭湯の帰りにザ・ブルーハーツのヒロト君の家に「一晩中、熱くブルースの話をしてくれました」

 上京直後は、東京都八王子市の寮で暮らしていたという寺岡さん。大学2年生のとき、サブカルチャーがあふれる街、下北沢に引っ越したことが表現者としてのいまにつながっているという。「あのころとは下北もずいぶん変わりましたよね」と、懐かしそうに目を細めた。

「19歳で、下北沢駅(東京・世田谷)の西口を出たあたりのアパートに引っ越したんです。毎日、中古レコード店を巡って新着をチェックしたり、ライブハウスに足を運んだりしました。家賃は2万5000円、トイレも共同で当然、風呂なし。すごく不便なはずなのに、下北での生活は楽しかったですね」

※本人のインスタグラム@yohitoteraokaより

「銭湯に行くと、三谷幸喜さんの劇団『東京サンシャインボーイズ』に所属していた俳優の梶原善さんとよく一緒になりました。当時の三谷さんの劇を見せていただいたこともありますよ。銭湯の帰りに梶原さんとザ・ブルーハーツの(甲本)ヒロト君の家に行ったこともあります。 梶原さんは岡山からのヒロト君の友人だったみたいで。ヒロト君は迷惑だっただろうけど、それでも気持ちよく迎え入れてくれて、一晩中、熱くブルースの話をしてくれました」