2005年にデビューし、“不動のセンター”として平成期のアイドル文化をつくり上げた前田敦子さん。2012年に同グループを卒業後は、俳優として本格的にドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)『厨房のありす』(日テレ系)、映画『イニシエーション・ラブ』(2015)など、多数のドラマや映画で活躍している。
2025年に芸能活動20周年を迎えた前田さんだが、2026年2月13日に写真集『前田敦子写真集 Beste(ベステ)』(講談社)を発売。アイドル、女優、そして一児の母として活躍する彼女の“THE CHANGE”とは。【第5回/全5回】
キャリアを積み重ねるなかで、自分の軸を持つことの大切さを感じたという前田敦子さん。一方で、「マイペースさ」が裏目に出て、失敗をした経験もあったという。そんな彼女にとって一番の葛藤は、国民的アイドルグループを卒業した直後だった。
「グループを出たときに“私ひとりって何者でもないじゃん”と思ってしまったんです。看板の名前があるから仕事がもらえているんだと。いま思うと、ちょっと闇落ちをしてしまった時期だったかもしれません」