2024年11月以来の『THE CHANGE』再登場となる、俳優の風間俊介。ドラマ『監察医 朝顔』シリーズや『silent』で見せた唯一無二の存在感、そして前回からわずか1年半の間に、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』への出演、主演ドラマだけでも3本、さらに映画、舞台、MCと、ジャンルを横断して精力的に活動を続けてきた。常に第一線を走り続ける彼がいま、情熱を燃やしているのが舞台『トランス』だ。日本演劇界に刻まれる名作への挑戦を通じて訪れる、新たなTHE CHANGEとは?【第4回/全5回】
風間俊介が、鴻上尚史氏の作品に出演するのは、2015年の『ベター・ハーフ』(17年に再演)、16年の『イントレランスの祭』に続き、『トランス』が3作目となる。鴻上氏は劇団『第三舞台』の主宰として80年代の“小劇場ブーム”をけん引し、現在は作家、演出家として活躍している。
「鴻上作品の魅力ですか? ひと言で言うのが難しいんですけど……世の中には“こうあるべき”とか“これが人として健全”という固定観念があると思うんです。一方で鴻上さんは、それに疑問を呈す……という言い方が正しいかどうかわからないんですけど、その固定概念に当てはまらない人や、社会的価値観に違和感を感じている人たちを、すごく優しく包み込んでくれたり、ピックアップしてくれる、本当の意味で優しい人だと思うんです」