意外な一面「私、お寿司屋さんでバイトしたことがあるんです」

 仕事の中で「自分だけの“やりがい”を見つける術は絶対にあるはず」と話す大竹。続く言葉はなんと「私、お寿司屋さんでバイトしたことがあるんです」だった。3000mの登山、寿司屋でのバイト、そういった中で彼女は自分なりの発見をしていたんだそう。

「大分前のことになりますけど、『今日大変なの。手伝って』と言われて友達がやっているお寿司屋さんに、何度か行ったことがあるんです。何人か他にバイトの方がいたのですが、その中に動きがすごく美しい子がいて。お客様が来て、おしぼりを出す、お飲み物は?と尋ねる。そういう一連の動きが美しくて、その子を真似してみようと思い、必死に真似しました。次の段階では、もっとステップアップするには?と真剣に考えました。最近はお手伝いできてないですけど、あと数回バイトできたらもっと上手になるのに!と思っていましたね(笑)」

 どんな場所であっても、与えられた役割を全うし、自分を磨き続ける。その姿勢は、単なる「負けず嫌い」とは少し違う。もっと根源的な、自分自身に対する責任感のようなものに感じた。

「それがなんであろうと、仕事ですから。どうしてもダメなら次に行けばいいわけですし。自分の人生は自分で切り拓いていこうと思っています。まぁ生きるということは大変なんですけどね」

 「大変だ」と口にしながらも、その表情には迷いがない。自分の人生に責任を持ち、自力で進む。その積み重ねこそが、今の彼女の揺るぎない芯を作っているのだろう。

作品概要
[作詞]スティーヴン・ソンドハイム
[作曲]ジュール・スタイン
[劇作・脚本]アーサー・ロレンツ
[演出]クリストファー・ラスコム
[翻訳]高橋亜子
[出演]大竹しのぶ / 田村芽実 / 井上瑞稀 / 富田鈴花 / 今井清隆 / 鳥居かほり / 飯野めぐみ / 風間水希 / 石田圭祐 / 安福毅 / 櫻井章喜 / 他
[公式サイト]https://rose2026.jp/