「劇団朱雀」3年ぶりの公演『OMIAKASHI』を控えた早乙女太一さん。二代目座長として、演出家として、今作に挑む思いを聞いた。また、4歳から積み重ねてきた大衆演劇の道のりは平たんではなく、「大衆演劇は好きじゃなかった」と当時を振り返りはっきりと語る。その思いから現在へ至る「THE CHANGE」には、いったい何があったのか。そして、いま大事にしている思いとは。率直な言葉がまっすぐに届く。【第4回/全6回】

早乙女太一 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/Aya Iwasawa スタイリスト/TAKAFUMI YAO

「役者・早乙女太一」としての生き方に、大きな変化をもたらしたのが外部作品との出合いもある。

「劇団☆新感線との出合いは大きいですね(※2009年『蛮幽鬼』で初出演)。自分が憧れていたところに出られたのもありますし、その辺から気持ちの持ち方も大きく変わっていきました。それこそ女形というものに反発して、もっと違う役者になりたいと思っていたころで、17歳ぐらいのときに新感線で殺陣(たて)を学んで。それがすごく楽しかったんです」