消極的だった芸能界デビュー「俳優をやりたいとは全く思っていなかった」

 デジタルでのコミュニケーションで育った世代ゆえか、手紙に特別な価値を感じる當真さん。そんな彼女は現在、数多いる若手俳優たちの中で最注目株のひとり。デビューのきっかけは14歳の時のスカウトだった。

「将来、俳優をやりたいとは全く思っていなかったので、憧れていた俳優さんも特にはいませんでした」

 当初は消極的だった彼女の背中を押したのは母だった。

「“本当に自分に出来るんだろうか”って悩んでいたんですけど、母が『とりあえず挑戦してみたら良いんじゃない?』って言ってくれたんです。『やってよ!』って強い感じでもなかったし、『止めた方が良いよ』って感じでもなくて、本当に私の意見を一番に尊重してくれるような感じだったので、それで私もやってみようって気持ちになりましたね」

 デビュー後、最初の1年は地元・沖縄と東京の行き来を繰り返していたが、高校生になるタイミングで上京。2022年に放映されたドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)でテレビドラマ初出演を果たし、俳優の道の第一歩を踏んだ。

「お芝居を教わってやったという意味では『水は海に向かって流れる』という映画が最初でしたね」

當真あみ 撮影/有坂政晴