1980年代後半から1990年代にかけて、爆発的な人気を誇ったスーパーアイドルグループに在籍した佐藤寛之さんと山本淳一さん。ソロで活動を始めてからも、ずっと交流を持ち続け、2023年には『ふたつの風』を結成。固い絆で結ばれ、今年はビルボードライブという格式あるステージに立つ。時代にセンセーションを巻き起こした2人にとって、人生最大の“THE CHANGE”とは、いったい何か?【第6回/全9回】
国民的グループとして活躍したのち、ソロで活動を続けてきた山本淳一さんと佐藤寛之さん。そんなお2人がBillboard Live横浜と大阪で『Billboard Live 2026 〜Thanks〜 Special Guest 内海光司』を開催。タイトル通り、スペシャルゲストには、共に活動してきた内海光司さんを招くことも決まった。
この奇跡的な邂逅がかなうのは、山本さんや佐藤さんがどんなときも前に歩み続けてきたからだ。自らが憧れ、追い求めた芸能の道ではあるが、時に厳しい現実にぶちあたってもきた。それでも2人はなぜ、諦めずに前へ前へと歩みを進められたのだろうか。そう率直に聞いてみると……。
佐藤「そうですね。皆さん、ご推察の通り、これまでには何度も何度も挫折を味わいました。正直、それを乗り越えられているのかどうか……自分には分からないんです。ただ、中学を卒業してから芸能の道に専念しようと決めてまい進してきましたから、ある意味で僕には“それしかなかった”と言うべきかもしれません。
23歳でグループを離れて、全然思うようにいかないことが重なったこともあります。そんなときは、『これまでのことは全部なしにして、イチから出直そう』とか『サラリーマンになるほうがいいのかもしれない』と考えたときもありました。僕を見守ってくれた父からも、『いつまでも、そんなフラフラしているつもりなんだ。もう、アイドル気取りをしている場合じゃないぞ』と厳しい言葉もかけられました」