無理なく続ける秘けつは“日常にアンテナを立てつつ、ゆるく”

 健康に良いとされる食材や食事は、巷に溢(あふ)れている。その情報を精査するのはもちろん大切だが、まずは気軽にトライ&エラーするのがセルフケアの一歩なのかも……。

「少し前には、おいしそうだと思って新たにアーモンドミルクも試してみました! そんな感じで、日常にアンテナを立てつつ、ゆるくやる。それくらいのほうが無理なく続けられるんじゃないでしょうか。……って、こんないい加減な話では全然参考にならないかな? ふふふ」

石川ひとみ 撮影/有坂政晴

 常に、相手への気遣いとユーモアを忘れない石川さん。体のケアに余念がないのは、やはり歌い続けたいという強い気持ちがあるから。インタビュー中、石川さんはたびたび「歌をもっと磨きたい」と、まっすぐな瞳を輝かせながら語った。一度はあきらめかけた歌手という仕事を、心から愛しているのだろう。

「歌に対しての情熱は、尽きることがありません。誰もがそうですが、これから毎年、1年ずつ齢(よわい)を重ねていきますよね。加齢に伴って、人の体は変化し、のどや声も当然ながら変わっていきます。私ののどの調子は、ほかの誰のものとも違うと思うので、自分にとって何が最善かをそのつど探りながら、これからもよい歌を届けられるよう努力し続けていきたいですね」