「まだやり切れていないことがあるとしたら…」シニアアイドルとして目指す夢の舞台!
今、やりたいことがたくさんあるのですが、その中でも特に力を入れているのが英会話です。子どもの頃から、両親の影響で『ララミー牧場』や『アンタッチャブル』といった海外ドラマに親しみ、洋楽を聴いていたおかげで、英語は身近な存在でした。ただ、本格的に学びたいと思ったきっかけは、英語が堪能な兄の存在です。彼の姿に「私も!」と火がついてしまって。負けず嫌いなので、今も時間を見つけてはオンラインでレッスンを受けています。
そしてやはり、歌はずっと歌い続けていきたいですね。私の60年の活動の中で、もし「まだやり切れていない」ことがあるとしたら、それは歌なんです。お芝居も、自分で考えた『ブリージング』という健康法の講演もあって、本当に忙しくて……。なかなか歌まで手が回らなかったんです。でも、『水戸黄門』が終わったのを機に、もう一度ちゃんと歌と向き合ってみよう、と。
今回、映画で主題歌の『とまり木』を歌わせてもらったんですよ。倍賞千恵子さんや布施明さんも歌われた、私も大好きな曲です。レコーディングでは、誰かを真似するんじゃなくて、お芝居をするときみたいに、素直な気持ちで歌いました。上手く歌おうと力むんじゃなくて、歌の物語に自分の心を重ねて。もう、これで納得のいく歌が歌えないなら、きっぱり辞めようって。それくらいの気持ちで、本気でぶつかったんです。
今所属している事務所の社長が私を「シニアのアイドルにする!」なんて言ってくださるので(笑)、その期待に応えようと日々奮闘中です。最終的な目標は、なんと日本武道館でのライブ! ……なんて、大きなことを言ってみたり(笑)。もちろん、武道館でなくても、広い野外ステージで歌えたら最高ですね。
由美かおる(ゆみ・かおる)
1950年11月12日、京都府出身。A型。小学6年生の時に「西野バレエ団」へ入団。15歳でテレビ番組『11PM』に出演、ダンスと歌を披露。1966年ゴールデンアロー賞にて新人賞を獲得。同年公開の映画『夜のバラを消せ』で石原裕次郎の相手役として抜擢される。1967年、音楽番組『レ・ガールズ』で、金井克子や奈美悦子らと共演。『同棲時代 -今日子と次郎-』、『しなの川』、『ノストラダムスの大予言』、『エスパイ』などの映画や『高原へいらっしゃい』、『火曜日のあいつ』などのドラマ、舞台などで多くの作品に出演。1986年より25年間に渡りドラマ『水戸黄門』に、かげろうお銀、疾風のお絹としてレギュラー出演。ゴールデンアロー賞4回他、各種の受賞歴多数。合気道4段。厚生大臣の私的諮問機関「国民健康会議」委員、厚生省「医療審議会」委員、大阪国際女子大学客員講師などを歴任。35年以上続けている「健康と美」をテーマとした呼吸法「由美かおるコア・ブリージング」の講演活動を全国で行っている。
映画『小春日和』
企画・製作・プロデュース:楠部知子
監督・脚本:松本動
出演:水村美咲 由美かおる 柴田理恵 千原ゆら 国木田かっぱ キャンサーズ 佐野史郎
5月29日(金)より池袋シネマ・ロサほか、全国順次公開中
配給:フリック
©2026「小春日和」PROJECT