目指したのは“お化け屋敷”
賀来賢人(以下、賀来)「そもそも今回の企画を立ち上げた理由は、『おもしろいからやる』、ただそれだけでした。デイヴと僕の間には『お客さんのための映画を作る』という共通認識があり、エンターテインメント性のあるものを作りたいという大前提もあったんです。それをホラー映画でやると何だろうな、と考えたとき思い浮かんだのが『お化け屋敷』だったんです」
ーーたしかに、「お化け屋敷」は純粋に楽しめるエンタメ空間です。
賀来「お化け屋敷って、入る前からすごくドキドキするじゃないですか。前の人の『キャーッ!』という声が聞こえてきて、もっとドキドキして『次は私の番だ……!』と言いながら入る。今度は自分たちが『キャーッ!』って叫んで、お化け屋敷から出たときには『ああ怖かったー!』となって、今度は列に並んでいる人がその様子を見て『次は私の番だ……』とドキドキして。その繰り返しこそが“お化け屋敷”なんですよね。そんな体験を、ぜひこの映画で、そして劇場でしてほしいなと思っています」
デイヴ・ボイル(以下、ボイル)「僕もお客さんをわくわくさせたいですね。お客さんにとっては、オリジナル作品で先が読めないのもうれしいのかなと思いますし、楽しく怖がったりできる映画にしたいな、と思って作りました」