2009年にテレビ朝日に入社し、情報番組などで活躍後、2019年に独立した宇賀なつみさん。自身の会社を立ち上げ、独自のペースで働きながら世界中を飛び回っている彼女が、過去3年間の旅の記録と心の軌跡を綴ったエッセイ『おもうがたび』(幻冬舎)を上梓した。第4回となる今回は、愛車のハンドルを握り続ける「リアルガンダム」な理由と、彼女の人生観に大きな影響を与えたプライベートの転機―――前向きな「卒業」のエピソードについて語る。【第4回/全5回】
小学生の頃にゲーム『首都高バトル』にハマっていたという宇賀さん。大人になった今でも運転が大好きで、本書の中には富士スピードウェイのサーキットを時速約200キロで疾走するエピソードも綴られている。なぜそこまで、自らハンドルを握ることにこだわるのだろうか。
「運転しているときって、すごく自由を感じるんです。車って、遠くにも行けるし、早く進める。それに、窓を閉めれば自分だけのプライベート空間になるじゃないですか。
自分の手足になってくれている感覚がすごく好きで...... だから私にとって車は、唯一リアルで操縦できるガンダムみたいな感じなんですよ(笑)。自分が操作しないと動かない。それって、自分の人生をコントロールしているみたいで、すごく楽しいんです」