「無関心ではなく、自分で変えないと」金子恵美が有権者に訴えるワケ

 情熱を持って訴えかければ、理解してくれる人はいる。自身が憧れた政治の舞台に立つため、政策目標を実現するために辻立ちを続けた金子さん。その時の経験からこう訴える。

「動けば結果は変わるということです。政治は国民の生活に直結します。無関心になるのではなく、あなた自身で変えていかないと」

 政治家を退き、現在は様々なフィールドで活躍している金子さんはそう語り、新たな目で日本社会の「CHANGE」を見つめている。

■金子恵美(かねこ・めぐみ)
1978年2月27日生。新潟県出身。早稲田大学第一文学部卒業。新潟県月潟村で首長を務めていた父の影響で政治に興味を覚える。以後、新潟市議会議員、新潟県議会議員を経て国会議員となる。議員生活10年目となる2017年に行われた第48回衆議院議員選挙で落選し、政界を引退。以後は、『めざまし8』(フジテレビ系)、『ゴゴスマ』(TBS系)などでコメンテーターとして活躍を続ける。男児の母でもある。

■書籍・「もしも日本から政治家がいなくなったら」(内外出版社)
5月31日発売。テレビを中心にコメンテーターとして活躍中の元衆議院議員の金子恵美が“もしも日本から政治家がいなくなったら”をテーマに記した一冊。投票率が低迷し、政治不信が続く日本で政治家の存在意義を改めて問う。若者の選挙参加をうながすための施策や有権者の政治不信を払拭するための方法を元衆院議員の筆者が提案する。監修は同じく元衆議院議員で自身の夫でもある宮崎謙介(42)が務める。