"なんかイヤだな……”と感じる人には、裏がある
たとえば「女性は相手の外見が好みだとしても、その人の匂いが苦手だと“この人、いやだな”となってしまう。逆もしかりで、自分にとっていい匂いだと魅力的に思える」。それは、五感が優位に立っているから起こることだという。
ーー「生き霊が憑いている」というのも、直感で気づくものでしょうか。
「気づくと思います。誰にでも経験があると思いますが、肩がこっていて整体に行ってもちっとも治らないとか、具合が悪い状態が続いているから病院に行っても"健康体です”と言われるとか。そいうときは何かが取り憑いている状態、ということはすごくよくあります。そして、何かに取り憑かれるのって、特別なキッカケがあるように思われがちですが、実はそうでもないんです。
たとえば、明朗快活な人が歩いているのと、落ち込んでイライラしている人が歩いているのを見たとき、印象として残りやすいのはイライラしている人なんです」
ーーたしかにそう思います。不穏な空気をまとっている人のほうが、目に入ってしまいます。
「"機嫌悪そうだな、あの人”と思って、つい見てしまったり、なんなら肩がぶつかったりすることもある。そういう嫌な印象がどんどん集まって、よくないものが憑いてしまったりするんです」
はやともさん自身、直感が働くことは、“視えすぎ”の「数少ないラッキーポイント」でもあるという。
「"なんかイヤだな……”と感じる人には、絶対に裏があるんですよ。たとえば、社長と名乗っているけど会社の実態がなかったり、メールの文面ではわからないけれど、実は仮想通貨で稼いで東南アジアに逃げている人だったり。そういう人、めちゃくちゃいるんです」