◼︎裸エプロンよりもヘルシーで、キュートなのが魅力です

ーーちなみに、テープの下は何も着ていない……?

「いえいえ、小さめの水着を着てました。絶妙に見えない、ギリギリを攻めました」

ーーファンの人、ドキドキしちゃいますね。

「そうなったらいいなあと思います」

ーーお気に入りカットは?

「素肌にオーバーオールの写真です! 以前からオーバーオールのグラビアが大好きなんです。私服なんですよ。私はかわいいと思いますが、男性的に、どうなんでしょう?」

ーー裸エプロンみたいで、鼻血ブーもんです。

「裸エプロンよりもヘルシーで、キュートなのが魅力です!」

ーー昨年9月に所属事務所を移籍されましたし、グラビアは卒業してしまうのかな? と不安でしたが、安心しました。

「トレーニングして体を鍛えているし、ファッション性に富んだ、かわいい&カッコいい表現ができるグラビアができれば、やっていきたいと思います。
 イメージDVDのほうは卒業というか、自分の中でやりきった感じがしてます」

ーーグラビアアイドルの人には、皆さん、そうした転期があるように思います。

「私は親が厳しくて、最初は水着を着ることもダメだったんです。そういったところから段階を踏んで、いろいろな表現をしていきました。
 でも、普通の若いアイドルさんがグラビアに挑戦されて、Tバックをはいたりすると、私たちグラドルは、もう脱ぐしかなくなっちゃう。表現が限られてきちゃうんです。求められるものが時代とともに変わりますし、水着の布面積もどんどん小さくなったり……」

ーー小さすぎて水着とは呼べないものもありますね。

「小さすぎて、芸人さんのコント衣装みたいだなと思うものもあります(笑)。そうなってくると、“全部、脱いじゃえばいい”という流れになってしまう。打ち合わせで”どこまで、できますか?”と聞かれるたびに、言いたいこともあるけど、言えない自分に対して葛藤していました」

ーーなかなか言いづらいですよね。

「ただ、自分がやってきたことに対しての後悔はなくて、“やって良かった”という思いだけです。少しだけ、自分が目指したい方向性と違うときもあったので、“これからは、グラビアをやるなら、自分発信でやりたい!”と思うようになりました」

(つづく)

熊切あさ美(くまきり・あさみ)
A型。1980年6月9日、千葉県生まれ。T161-B85W58H84。1998年にアイドルグル―プ「チェキッ娘」でデビュー。以降、主演映画『愚か者のブルース』(2022年)をはじめ、舞台、バラエティ番組など多方面で活躍。「じっくり聞いタロウ~」(テレ東系)などに出演中。