順風満帆に見えるパンサーの3人にも、大変だった時期が
──パンサーの方向性について3人で話し合う機会も定期的に設けている?
菅「尾形さんには言わないで、ぼくと向井はふたりでごはんに行って話しをすることはあります。尾形さんには見えない壁がありますね」
尾形「ええ?! そうなの?!」
向井「年に一度は3人で話す機会があります(笑)」

——これまでに一番しんどかったのは?
向井「うーん、冠番組『それゆけ!ゲームパンサー!』(日テレ系)が終わったときですかね。その前後に、ほかのいろいろなレギュラー番組も終わってしまって」
尾形「2013年の4月に始まって、2015年の3月いっぱいで終了。仕事がうまくいかないときって、3人の関係性もあんまりよくなくてね」
——どうやって前を向いたのでしょうか?
尾形「とにかく目の前にある仕事を頑張る! それだけだよね。食っていかなきゃいけないし、消えたくないもんね。パンサーとして芸能界で生き残っていきたかったから」
菅「ぼくは、自分が出ている番組を見なくなりました。うまくいってないときって、見ることがストレスだったんですよ。ここ、めっちゃウケてたのに、なんで使われてないんだよ! とか思って、ふてくされるだけなの。見れば見るほど、後ろ向きになる。だったら、見るのをやめよう、と。そしたら、使われても使われなくてもいいから、とにかくどのシーンも全力でやるしかないと吹っ切れた」
