2022年に奇跡の復活、そして解散を遂げた「男闘呼組」。翌23年には、男闘呼組メンバーを中心とした新バンド「Rockon Social Club」を結成し、音楽ファンを熱狂させている。そんな彼らが、2025年11月5日にNOKKOさんや野村義男さん、段田安則さんなど、まさに一流の“SHOW MAN”とコラボしたアルバム『THE SHOW MAN』を発表。

寺岡呼人 撮影/Santin Aki

 同アルバムは、第67回『輝く!日本レコード大賞』で企画賞を受賞し、堺正章・亀梨和也とのコラボ楽曲をそれぞれ番組で歌唱。堺正章とは、2025年大晦日に放送された第76回『NHK紅白歌合戦』でも共演を果たした。

 インタビューサイト『双葉社 THE CHANGE』では、昨年末に全国ツアーを終えたばかりのRockon Social Clubの“期間限定”となる連載を、引き続きお届け!

 メンバー6人全員に、ご自身にとっての“THE CHANGE”、転機について語っていただくとともに、音楽、そしてメンバーに対する“熱い思い”をリレー形式で明かしていただいた!【第28回/全30回】

 Rockon Social Club(以下、ロックオン)及び、NARITA THOMAS SIMPSON(以下、ナリトマ)の楽曲を手がけるプロデューサーで、バンドメンバーでもある寺岡呼人さん。

 ソロに転身後、何年も曲が書けずに苦しんだという寺岡さん。どん底を味わっていたころ、それまでの不調を吹き飛ばす、大きな“THE CHANGE”を迎えた。フォークデュオ・ゆずとの出会いだ。

「ジュンスカ時代から交流があったプロデューサーが、“横浜の伊勢崎町で路上ライブをやっている面白い2人がいる。一緒に見に行きませんか”と、誘ってくれました。それが、ゆずの2人でした。路上ライブを見たあと、“彼らをプロデュースしないか”と言われたときは、正直びっくりしましたね。
 だって、当時の僕はプロデュースの実績もないし、それまでやってきたのはバンドサウンドでフォークではありませんでしたから。そんな畑違いの僕を信じて、2人の才能を託そうとしてくれたんです」