時代劇と洋ドラの化学反応「フューチャリングなんですよ(笑)」
『刑事コロンボ』とはアメリカのテレビ番組で、日本では70年代に吹き替え版が放送されて大人気に。地味な色合いのスーツによれよれのトレンチコートがトレードマークだった。
「衣装もね、ちょっとコロンボ・フューチャリングなんですよ(笑)。衣装合わせのときに“もうちょっとコロンボっぽい感じになりませんか”みたいな相談をして、くすんだ茶色の着物を着ることになりました」
柄本が演じる元藩士の加瀬は、縁者の若侍・伊納菊之助(長尾謙杜)が行ったとされる、仇討ちの謎を解くために江戸に出てきて、コロンボのように芝居小屋「森田座」の面々から話を聞くことになる。
「いちおう、加瀬が主役ということにはなっているんですけど、本当の主役は篠田金治(渡辺謙)率いる『森田座』だと思うんですよね。ですから、できるだけ『森田座』の邪魔をしないように心がけて演じていたように思います」
(つづく)
■作品情報
映画『木挽町のあだ討ち』
2月27日(金)全国公開
原作:永井紗耶子
『木挽町のあだ討ち』(新潮文庫刊)
監督・脚本:源孝志
出演:柄本佑
⻑尾謙杜、瀬戸康史、滝藤賢一
山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、冨家ノリマサ、野村周平
高橋和也、正名僕蔵、本田博太郎、石橋蓮司
沢口靖子、北村一輝
渡辺謙
主題歌:「人生は夢だらけ」椎名林檎(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
(C)2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会
(C)2023永井紗耶子/新潮社