芝居に向き合う気持ち「“しつこいね”とかよく言われる」
――ローズはとても強いエネルギーを持った女性だと思いますが、彼女に共感できる部分はありますか?
「私はどんな役でも自分と比べたり、自分に置き換えるということはせず、あくまでも“役”として捉えているんです。だから共感、とは違うのですが、ローズはどんな困難にも立ち向かう強さを持っているので、そこが好きです」
ローズが娘二人をショービジネス界で成功させようとひたすら情熱を注ぎ続ける姿は、“執念”に近いとも言える。数々の舞台やドラマで長く主演を演じてきている大竹の核にも、種類は違えどそういった強い気持ちはあるはず。
「芝居を作る上で“いいものを作る”という強い気持ちは無くてはいけないものです、絶対的に。お金をいただくという意味でもそうですし、そういった意識を持ち続けています。それは若い時から変わらないですね。“しつこいね”とかよく言われるんです(笑)。今は『ピアフ』という芝居の本番中(取材日時点)なのですが、もう15年ご一緒している梅沢昌代さんからも“諦めないね”と言われます」