「初めて大きな役をもらったのは、秋元さんがメンバーそれぞれに役をあて書きしてくれて──」話題になったあのドラマ
「そんな中、初めて大きな役をもらったのは、『マジすか学園』というドラマでした。秋元さんがメンバーそれぞれに役をあて書きしてくれて、素のキャラクターをアレンジしてくれたこともあって、役作りをしているとか、演じているという意識もあまりなかったですね」
──抱えていた苦手意識を克服できたタイミングは?
「卒業して1人になって、ワークショップに通い始めました。それまでは、台本を渡されても、どう理解して自分に落とし込んだらいいのか分からないし、表現の基本も分からなかったので。不安を持ったまま現場にいました。台本の読み方から勉強して、お芝居の基礎が腑(ふ)に落ちてくると、少しずつ楽しさが分かってきました。ひとつずつ知って、納得していかないと、安心できない性格なんです」
──そのおかげで、舞台『雪平夏見シリーズ』(2019)、映画『ビジランテ』(2017)の妖艶な人妻役など、役柄も広がりました。
「感覚でできる方もいると思いますが、私は勉強する機会があったおかげで、ようやく自分で発見ができるようになってきました。もっとお芝居について知りたくなって、見る作品の数も増えて」