「オーディション雑誌で秋元康さんと夏まゆみ先生の名前を見て……」自ら運命の扉をたたいた
「オーディション雑誌で秋元康さんと夏まゆみ先生の名前を見て、“怪しくないな”と思ってAKB48のオーディションを受けました。田舎で育った身からすると、東京なんて大都会で、怖い噂もありましたから、もっと中途半端に知識があったら、出て行かなかったかも。東京に仕事があるわけでもないのに、行動した自分を褒(ほ)めたいです(笑)」
ところが、その1期生オーディションには不合格。それでも事務所からのオファーでAKB48劇場のカフェで働き始め、サービス精神を評価され、圧倒的人気を得て昇格。彼女が1期生ではなく“1.5期生”とも言われるゆえんである、泥くさい経験のおかげで、負けず嫌いと完璧主義のマインドに火がついた。
「最初のオーディションで“受かるだろうな”と楽観視していたので、鼻をへし折られましたね。福岡にいたころは、競争なんて学校の徒競走ぐらいでしたから(笑)。でも、絶えず競争があるこの世界に入って、のんびりした環境で育った自分が、実は負けず嫌いなんだってことに気が付きました」