“誰もが主役になれるわけではない”世界で「プレッシャーは常にあります」
そうして2021年4月の退団後、舞台をメインに俳優としてふたたび歩み始める。主演も多く、今年2026年には『マスタークラス』『エリザベート』の演技でついに第33回読売演劇大賞最優秀女優賞、及び大賞、そして第76回文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞したほどだが、期待に応え続ける原動力とは?
「自分のなかでは、いくら宝塚で経験があっても“1年生”という感覚からのスタートでした。トップの経験のおかげか、いきなり主役をいただくわけですが、最初はちょっと申し訳ない気持ちがありました。誰もが主役になれるわけではありませんし、プリンシパルとアンサンブルとはっきり役割が違う世界に、まだ女性の声もできていないのに入っていきましたから。それがどんな影響を与えるのか、プレッシャーは常にあります」
──それが望海さんなりの、責任感であると。
「“よくわかんないやつがここにきて、ごめんなさい”って思います(笑)。私が気にしているだけなんですが。一緒に舞台を作る皆さんの仕事ぶりを見ていると、主役として、これだけの人の思いを背負っているという気持ちが湧いてきますね。それが私の頑張る原動力です」
ひとつの頂点を極め、次なる冒険へと漕ぎ出した。どの現場でも全ての人の思いを背負って舞台に立つこと、それが18年かけて男役を極めてきたがゆえの望海流・主役を張る矜持だ。
作品情報
ミュージカル「神経衰弱ぎりぎりの女たち」
●スタッフ
原作:ペドロ・アルモドバル(映画「神経衰弱ぎりぎりの女たち」)
脚本:ジェフリー・レーン
音楽 / 歌詞:デイヴィッド・ヤズベク
翻訳 / 訳詞 / 演出:上田一豪
●キャスト
望海風斗 秋山菜津子 和希そら 長井短 溝口琢矢 黒川桃花 遠山裕介 髙嶋政宏
ミュージカル「神経衰弱ぎりぎりの女たち」
広田勇二 仙名立宗 大久保徹哉 荒木啓佑 荒田至法 天丸翼 菅井理久
三木麻衣子 塚本直 山田美貴 杉山真梨佳 小石川茉莉愛 德岡明 桑原あみ 丹治聡美
●公演期間:
2026年6月7日(日)~21日(日)東京公演/日本青年館ホール
2026年6月26日(金)~28日(日)福岡公演/博多座
2026年7月2日(木)~6日(月)大阪公演/SkyシアターMBS
2026年7月10日(金)〜7月12日(日)愛知公演/御園座
料 金:S席15,000円 A席10,000円 B席7,000円 ※未就学児の入場不可
一般発売:2026年3月21日(土)午前10時〜
製作 :TBS / ワタナベエンターテインメント
公式ホームページ:https://www.shinkeisuijaku.jp/