映画『名無し』では、佐藤二朗演じる名のない子どもを保護する、警察官・照夫役を演じている丸山隆平

 照夫は、路上をさまよっていた2人の子どもを保護して児童養護施設に連れていき、男の子には“山田太郎”女の子には“山田花子”という名前をそれぞれにつける。

「衣装合わせのときに、城定秀夫監督から“照夫は、いいセリフがたくさんある役だけど、きれいごとではあってほしくない。警察官ではあるけれども絶対的に正しい心を持っているわけでなく、公務員として働いているごく普通の人物として存在してほしい”というようなことを言われました。というか、これはぼくなりに解釈してこう理解しましたということで、実際はもっとシンプルな言葉でしたけど」

SUPER EIGHT・丸山隆平 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/NOBU(HAPP'S.)スタイリスト/袴田能生(juice)

 その言葉通り、照夫としてスクリーンに映る丸山は、アイドル“丸ちゃん”のキラキラをすべて脱ぎ去った昭和の警察官だ。

「そんなふうに見ていただけたのだったら、すごく嬉しいです! でもそれは、例えば衣装だったり、カメラのレンズの色合いだったり、ロケ地の雰囲気だったり、さまざまな要素の相互作用なので、ぼくだけの手柄じゃないですけど、貪欲には頑張りました(笑)」