20周年を祝してコラボが実現、“体操のおにいさん”佐藤弘道氏の粋な計らい

 世代を超えた交流から、新しいコラボレーションも生まれた。横山さんのデビュー20周年記念アルバム『笑顔晴れ -20th Anniversary-』(キングレコード)の収録曲『ぼよよん行進曲』に、第10代たいそうのおにいさん、佐藤弘道さんが参加しているのだ。このコラボはどうやって実現したのだろう。

「弘道さんとは『おかあさんといっしょ』の特番や記念コンサートでお話しさせていただく機会があり、それ以来、僕をかわいがっていただいています。たまたま昨年末、仕事でお会いし、楽屋でいつものようにおしゃべりしながら、何気なく“来年は、芸能活動20周年を迎えるので、記念アルバムを作るんです"と言ったら、弘道さんは“おめでとう! お祝いだから、なんでもやるから言ってね"と。その場では、なかば冗談かなと思っていたんですが、それが現実になったんです!」

 佐藤弘道さんといえば、子どもたちだけでなくママたちも夢中になるなど、レジェンドの“おにいさん"だ。2024年、脊髄梗塞を発症し、突然左足が動かなくなるなどしたが、懸命なリハビリにより、現在は表舞台に復帰し、ふたたび活躍している。

「弘道さんは、皆さんの前ではいまも変わらぬ明るい姿のままですが、報道などでご承知の通り大きな病気をされ、現在も闘い続けていらっしゃいます。そうした姿を間近に見るにつけ、いつも心の中で“すごいな"と胸を打たれています。
 なので今回、僕にとって“THE CHANGE"となった南三陸町で歌った『ぼよよん行進曲』を、ぜひ一緒に歌いたいと思いました。弘道さんが、“歩け歩け歩け、進め進め"のパートを歌ってくださることで、闘いながら明るく前を向く弘道さんと僕の声が合わさり、『僕も頑張るよ、みんなも一緒に頑張っていこう』という思いを届けられたらいいなと。弘道さんの歌声を聞きながら、やっぱりグッと心に響くものがありましたね」