温かみのある歌声と爽やかな笑顔で、聴き手に元気をもたらす歌手の横山だいすけさん。『おかあさんといっしょ』(NHK)では、第11代「うたのおにいさん」の“だいすけおにいさん"として親しまれた。歌声で大勢を励ましてきた横山さんの、人生が大きく動いた“THE CHANGE"に迫った。【第5回/全5回】
『おかあさんといっしょ』で第11代のうたのおにいさん、“だいすけおにいさん"を務め、現在はコンサート活動を中心に多方面で活躍する横山だいすけさん。3歳で歌が好きだと自覚し、「いつか必ずうたのおにいさんになる」と心に誓った。
夢をかなえる横山さんの人生は、順風満帆に見えるが……。
「順調? そんなことないですよ! むしろ僕の人生、壁ばかりです。“うたのおにいさんになる"という夢も、すんなりなれたわけじゃなく、目の前のことを一生懸命に頑張っていたら、周りの方が支えてくださった。そんな感じなんです。
幸運にも夢がかなったので、シンデレラストーリーみたいに見えるかもしれません。でも、学生時代のコンクールは書類審査で落ちてばかり、歌がうまいと言われたこともあまりありませんでした。うたのおにいさんになってからも、“聴きなれない"とか“不自然だ"といった厳しいご意見もいただきました。くじけそうになったり、正解がわからずもがき続けた日々が長かったんです」