宝塚歌劇団在籍時には『ベルサイユのばら-アンドレとオスカル-』、『風と共に去りぬ-スカーレット編-』などで一時代を築き、その後も舞台俳優として第一線を歩み続けてきた麻実れいさん。宝塚音楽学校を受験したきっかけや、男役を極めた先に見えてきた「宝塚らしさ」とは──。舞台人生の転機、現在の心境まで、芸歴56年のキャリアを誇る麻実さんの“THE CHANGE”に迫った。【第1回/全2回】
昭和100周年を記念し、昭和・平成の名曲を宝塚歌劇団レジェンドスターが歌う、5月30日開催のメモリアルコンサート『TOKYO FM/BS11 presents 昭和100周年記念 昭和ゴールデンHITS 100 in Orchestra ~宝塚レジェンドスターたちが歌う昭和の名曲!~』。錚々たる出演者の中でも、1970年に56期生として入団した麻実さんは、同期・小柳ルミ子さんと並んで一番の先輩だ。
麻実さん・小柳さんともに出席した記者発表会によると、2人の共演は宝塚時代の初公演『四季の踊り絵巻/ハロー!タカラヅカ』以来、なんと56年ぶり。麻実さんは「今回の宣伝のために会った時、56年(の月日)が吹っ飛んでしまって。昨日も会ったみたいな感じ」と語り、小柳さんも「門下生の頃、初舞台の頃の思い出がファーっと蘇って!」「今だから言えますけど、私はターコ(麻実さんの愛称)の規則違反でいつも怒られる役でございました(笑)」と感慨深く語っていた。
そのコンサートで、麻実さんは宝塚時代の思い出の作品『風と共に去りぬ』の楽曲を「(披露候補の)100曲のリストには入っていないのですが、特別に歌わせていただきます」という。さらに、自身の生い立ちと縁がある楽曲も……。