「でも見方を変えると、すごくいい環境ってことなんですよ」どんな状況でも前向きに歩みを止めない姿勢が、関口を次のステージに導いた

「もうね、全然踊れないんですよ。初心者なんだから当たり前なんですけど、なんか勝手に期待されて、勝手にガッカリされた感じ(笑)。でも、ガッカリされたり、ちょっと笑われたりしたことが、自分の中では頑張る原動力になりました」

 じょうずな先輩に食らいついて、毎日必死に練習した。秀でた身体能力とセンスでめきめきと上達し、サークルの先輩の紹介で「EXPG(EXILEの事務所が運営するダンススクール)」に特待生として通うようになる。

「よく“18歳からダンスを始めたのにすごいね”と言われるんですけど、遅いスタートだったからこそ、よかったこともたくさんあります。例えば、GENERATIONSのメンバーになったとき、他のメンバーとのスキルの差は、ぼく自身が一番感じていました。でも、見方を変えると、身近なところに先生がたくさんいるという、すごくいい環境ってことなんですよ」

 見て、感じて、ダンスのテクニックを学んだ。わからないことは、迷わず教えてもらった。

「遅く始めたことをハンディキャップとして捉えることもできるけど、逆に、まわりにすごい人たちがいてくれたからこそ、吸収することはめちゃくちゃ多かったです」

関口メンディー 撮影/松島豊