グラビアを「逃げ道」にしたくない。あえて自分で退路を断った女優としての覚悟

——『山崎さんといえばコレ!』なら、グラビアでの活躍がありますよね。写真集『re.』(光文社)では、テーマや構成に関しても自身でプロデュースしたとか。

「ちょっと頑固すぎるくらいこだわりましたね(笑)。実は昔、役者の先輩から『うまくいかないことを人のせいにするな』と言われたことがあって。その言葉が自分の中の転機になって、できるかぎり自分でやろうって思ったんです。だから特に、30代でグラビアモデルを再開してからは、こだわりを持ちました」

——そのグラビアも24年に卒業。それを決断した理由は?

「20代のときは、ただがむしゃらに頑張っていたんですけど、復帰してからは、撮影のたびに『いつまでやれるんやろう?』と自問自答するようになっていったんです。長くは続けたいけど、グラビアの仕事って一生できるものではないですし、お芝居と並行してグラビアを続けていることで、自分の中でグラビアを『逃げ道』にしているんじゃないかと感じるようになっていって……」

——そこで腹をくくった、ということですね。

「はい。当時は今よりもっと自信がなかったんですよね。だから、あえて自分で退路を断って、お芝居一本でやっていこうと覚悟を決めたのが理由です」

——実際に女優一本となった現在は、どうでしょう?

「気持ちもスッキリしましたし、今のほうがお芝居の仕事をたくさんいただけるようになりました。覚悟が決まって演技の幅が広がったのかな」