第一回日本ホラー映画大賞で大賞を受賞し、2024年商業映画監督デビュー作『みなに幸あれ』で、海外からも高い評価を集め話題となった下津優太監督。下津監督にとって劇場公開の二作目となるのが6月12日(金)より全国公開される『NEW GROUP』だ。

下津優太 撮影/有坂政晴

 本作は、組体操という「集団行動」において、人間の行動心理をコミカルに描いた新体感のSFサイコエンターテインメント作品だ。ハリウッドを拠点とするマネジメント会社Kaplan Perrone Entertainment(以下、KPE)と映画監督、そして脚本家として契約を締結したことが話題となっている下津監督。今後の活躍が期待されている下津監督にとってのTHE CHANGEとは──。【第2回/全3回】

──下津監督にとって、人生の転機といえる出来事は何でしょうか?

「僕は二つあって。一つ目は20歳のときに、大学で映画製作の授業を選択して、“映画って作れるんだ”って知って、友だちと映画を撮り始めるようになったこと。二つ目は2024年に、『みなに幸あれ』という作品で商業映画の監督デビューしたのですが、その作品でKADOKAWAの日本ホラー映画で大賞を受賞したのが完全に転機でした」